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Discrete cosine transform : ミニ英和和英辞書
Discrete cosine transform

離散コサイン変換

〔語彙分解〕discrete cosine transform : [discrete][transform]
・discrete : 個々の, 分離した, 別々の, 別個の, 不連続の
・transform : 変形させる, 変える, 変化させる, 一変させる, を別の物質にする, 変形する
Discrete cosine transform ( リダイレクト:離散コサイン変換 ) : ウィキペディア日本語版
離散コサイン変換[りさんこさいんへんかん]

離散コサイン変換(りさんコサインへんかん)は、離散信号を周波数領域へ変換する方法の一つであり、信号圧縮に広く用いられている。英語の ''discrete cosine transform'' の頭文字から DCT と呼ばれる。以下DCTと略す。
== 概要 ==
DCTは、有限数列を、余弦関数数列 cos(''nk'') を基底とする一次結合(つまり、適切な周波数振幅のコサインカーブの和)の係数に変換する。余弦関数は実数に対しては実数を返すので、実数列に対してはDCT係数も実数列となる。
これは、離散フーリエ変換 (DFT: discrete Fourier transform) が、実数に対しても複素数を返す exp(''ink'') を使うため、実数列に対しても複素数列となるのと大きな違いである。なお、DFTも偶関数数列に対しては実係数を返す、つまりコサイン成分のみとなるが、DCTは''y''軸で折り返して偶関数化してDFTすることと等価であり、実際にそう計算することが多い。
DCTでは、係数が実数になる上、特定の成分への集中度があがる。JPEGなどの画像圧縮、AACMP3ATRACといった音声圧縮、デジタルフィルタ等広い範囲で用いられている。
逆変換を逆離散コサイン変換()と呼ぶ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「離散コサイン変換」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Discrete cosine transform 」があります。




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